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岐阜観光

大龍寺 満天星躑躅(ドウダンツツジ)春と秋の特別公開。桜と紅葉で季節を感じる

【再訪】2021年春の特別公開を見に行ってきました。一部写真変更しました。

大龍寺 満天星躑躅(ドウダンツツジ) 春の特別公開

岐阜市粟野にある【金粟山 大龍寺】。子授けや安産で有名な腹帯子安観世音菩薩をまつる寺院は”だるま観音”としても有名です。春や秋には桜や満天星(どうだん)つつじが美しく境内を彩ります。

満天星(どうだん)つつじが美しい満天星庭園の春の特別公開の最終日にぎりぎりセーフで行くことができたので、レポートしたいと思います。毎年4月中旬頃に開催されます。秋には紅葉も楽しめますよ。

通常の拝観のみであれば300円。お抹茶付きで600円でした。
※価格は2021年4月時点のものです。

境内の様子はこちらの記事でも詳しくごしょうかいしていますので、よかったらご覧ください。

【大龍寺】達磨さんがいる桜や満天星が美しいお寺  御朱印やアクセスや駐車場  岐阜のだるま観音【金粟山 大龍寺】 金粟山(こんそくざん)大龍寺は1300年以上前に創建された歴史ある寺院。 本尊・腹帯子安...

 

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大龍寺 春の満天星躑躅(ドウダンツツジ)の様子

こちらが満天星つつじです。ぼくがイメージしていたツツジとは違い、どこかすずらんにも似た本当に満天の星のように優しく咲く可愛らしい花です。

こちらは違う場所での撮影したもので、可愛らしいねこの奥に見えるのがよく見かけるつつじですね。

境内から見える満天星つつじ。近くで見ないとあまり、咲いてるのかは分かりづらく見えますが、これはこれで美しいと思います。

庭園でゆったり静かなひととき。落ち着きます。

緑が目に優しく、ちょこちょこと赤く咲く花がより引き立って見えます。

秋の満天星つつじの時期(例年11月中旬)には紅葉も楽しむことができます。次は秋の満天星の様子を見てみましょう。

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大龍寺 秋の満天星躑躅(ドウダンツツジ)の紅葉

2020年11月中旬に秋の特別展示があり、満天星躑躅の紅葉も見頃とのことで見てきました。午前中にいくと、ちらほらと参拝されているかたも見えました。時期的に七五三で訪れているかたも見えました。特別展示は記事の後半でご紹介しています。

境内の前の駐車場からも赤く色づいているのが見えてきました。

大きな達磨像も紅葉の様子を楽しんでいるようです。

 

大龍寺のパンフレットは秋バージョンになっていました。確か春はまた違う表紙だったとおもいます。

同じ庭園でも春に見せる景色とは全然違います。杉苔の緑と満天星の赤やオレンジの色の対比が綺麗ですね。

燃えるような赤に誰もがしばし立ち止まって、観賞して見えました。

まるで京都に行ったかのような景色です。岐阜でもこれだけ素敵な景色が楽しめるのは嬉しいですね。

御朱印もいただきました。前回行った時はなかった達磨印の入ったものです。御朱印はもう一種類(文字のもの)あります。

大龍寺 特別公開展示品のご紹介

満天星庭園の特別公開での展示品をご紹介。春も秋も基本は展示内容は同じで、いろいろな貴重なものが並んでいました。庭園の手前の部屋にあるものなど、順番は並び替えておりますのであしからずご承知ください。

 

入ってすぐ大きな「菊花石」がありました。菊花石とは観賞用の意思でよく見ると、石の中に菊の花のような模様がみえます。岐阜県が産地として有名なんですよね。谷汲山などにお参りにいくと参道のお店に並んでいたりします。

「観音石」。なにかパワーを感じるような気がしました。

毛筆の掛け軸も立派です。

こちらは「弁財天像」。仏教の守護神で、様々な性質があるといわれています。音楽、福徳、学芸、戦勝などの性質があると言われ、大龍寺の像は戦勝と福徳の神様の姿を併せ持っているそうです。

稲葉一徹の遺品が並んでいました。大龍寺を開山した淳岩禅師と稲葉一徹は、岐阜市の崇福寺にて一緒に修行をした仲だったとのことで、そのご縁で安置されているそうです。

豆知識
稲葉一徹の一徹という言葉は、「頑固一徹」や「一徹者」の語源といわれているそうです。

千手観音像」。千手観音と言われるのは、より多くのひとを救済しようとする観音様の力を表していて、実際に腕が千本ある像は少ないそう。たしかに千本の手というと大変な大きさになりそうです。

豆知識
通常の千手観音像は腕が42本のものが多く、実際に腕が千本ある仏像は少なく、そのうちのひとつが大阪にある葛井寺(ふじいでら)の仏像が有名とのこと。
奈良時代(8世紀)に作られた像は国宝に指定されています。

こちらは「白澤図(はくたくず)」。中国の万物に精通して人の言葉を理解すると言われている伝説上の神獣。一見不気味に見えてしまいますが、めでたいものとのことです。

ジロリと「達磨」さまに自分のこころを見透かされているような感覚を覚えました。絵に力がこもっているのをひしひしと感じました。

寺院のなかを歩いているとトイレがあり、その上にはなんとトイレの神様が!?

植松花菜さんの「トイレの神様」という曲がありますが、なんとトイレの神さまが大龍寺にもいました。

烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」と呼ばれる神さまです。

https://note.mu/brunogen/n/n3e164e36887b

大龍寺の満天星つつじは優しいまさにお星様のようなすてきな景色でした。次は秋に来られたらと思います。

【大龍寺】のアクセスと基本情報

大龍寺までのアクセスは公共交通機関か車

▽公共交通機関
・JR岐阜駅より岐阜バス(12番のりば)から岐阜バス「高富」方面行き乗車→「高富大龍寺前」下車

・名鉄岐阜駅より岐阜バス(4番のりば)から岐阜バス「高富」方面行き乗車→「高富大龍寺前」下車


名古屋・関東方面から
東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」より車で30分弱
または東海環状自動車道「関広見IC」より車で20分

岐阜駅からは長良橋を北へ渡りそのまま国道256号を3キロ北上、「岩崎1」交差点を右折、道なりを進み「粟野東4」を右折してすぐ。

大龍寺の駐車場
100台分ほどあり。
ただし、「初観音・だるま供養」「灯籠まつり」の時は露天商がでるため使えないため公共交通機関を利用しましょう。

【大龍寺】基本情報

ジャンル:寺社仏閣
エリア:岐阜県
住所:岐阜県岐阜市粟野2339
電話番号:058-237-3837
駐車場:有り

大龍寺の満天星つつじの変化を楽しむ

岐阜市粟野にある【金粟山 大龍寺】。子授けや安産で有名な腹帯子安観世音菩薩をまつる寺院は”だるま観音”としても有名なお寺は春は桜や満天星(どうだん)つつじが美しく境内を彩ります。4月中旬頃の春の特別展示では真っ白なすずらんのような満天星つつじの花が庭園と多くの貴重な所蔵品を楽しむことができます。紅葉の季節には秋の特別公開がされます。季節の移ろいを感じられるので、ぜひお出かけくださいね。

 

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ブルーのげん
岐阜在住の30代。ぎふのグルメや観光、暮らしの情報をお届けします。新しいお店や人気店など幅広くご紹介しますのでぜひチェックしてください。