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【伊自良湖】ってどんな湖?
岐阜県山県市にある周囲約4㎞の人造湖である伊自良湖。春は200本の桜、夏は緑で涼しげになり、秋は紅葉を楽しめ、冬はわかさぎ釣りと一年を通して楽しむことができます。湖のすぐ横には「ラブレイク(旧ニュー伊自良湖荘)」というカフェもあり、そこではピンクラーメンなど変わり種のメニューもあります。
1月上旬の湖面の景色。ワカサギ釣りをされている方がちらほら見えました。
〇伊自良湖へのアクセス
岐阜からは車で約40分。名古屋からは約1時間半ほどで行けると思います。伊自良湖に近づくほど、山道で細くなります(たぬきなどがでてくることも)ので安全運転で行ってくださいね。
【伊自良湖】でわかさぎ釣り体験ができる(期間限定)
毎年、9月下旬頃から5月ゴールデンウィークの頃までわかさぎ釣りができます。
こちらが伊自良湖のマップなのですが、隣にある「ラブレイク」にて、ボートや竿、餌などのレンタル・販売をしています。
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こちらの平屋建ての建物で、レンタルボート等の受付をしています。ちなみにラブレイクの営業時間は10:00~16:00。通常は月曜定休ですが、わかさぎ釣りシーズンは無休営業されています。(念のため行かれる際はお電話で問い合わせをおススメします)
〇わかさぎ釣りの料金などシステム
ボートを借りずに、わかさぎ釣りはできるそうですが、その場合も釣り料金の支払いは必要になります。ボートは手漕ぎと足漕ぎのものがあり、ボートのみを借りて湖を周遊することもできます。釣りのときは割引になるようです。
釣り料金を支払うと、下記の「日釣交付証」が渡されます。
〇わかさぎ釣りのシステム
・釣り料金 大人 800円 小学生 400円 60歳以上 500円
(早朝利用者は管理人の方が徴収に行かれます。)
・釣りボートレンタル 半日 800円 1日 2,000円
※ボートの定員3名
・釣り竿レンタル 1,000円
・餌(赤虫) 300円
・追加の仕掛け 300円
・時間
4月~11月 6:00~17:00(わかさぎ釣りは9月下旬~GW頃)
12月~3月 6:30~17:00
・ボートのみでの利用
手漕ぎボート 800円/1時間
足漕ぎボート 1,000円/30分
【伊自良湖】いよいよわかさぎつり初体験!?
〇準備から苦戦!?
釣り初心者の自分と渓流釣りはしたことがある友人と向かいました。着いたのが10時すぎで、10時から14時頃があまり釣れない時間帯とのことで、ラブレイクで腹ごしらえしてから12時からボートを半日借りました。
ボートに乗る前に、まずは釣り竿の仕掛けに餌の赤虫をつけていきます。仕掛けには7つの針があり、そこに赤虫をつけていきます。
餌の赤虫は生きてます。なかなか見た目がグロテスクなので、そういうのも平気な方や餌をつけてくれる方と一緒に行かれることをオススメします。
初心者の自分にはこの赤虫をつけるのが何気に苦戦しました。思うように針についてくれません。ようやっとつけたところでボートで出発です。
画像奥に見えるタイプの手漕ぎボートに乗り込みました。(小さくてすみません、、、)最初、自分が漕いでみたのですが不器用すぎて扱いきれず、友人とバトンタッチ。1人で行かなくてよかったと思いました。(不器用すぎるだけで、普通のかたは操作できますし、ラブレイクの方に操作方法を聞けば教えてくれますのでご安心を)
ここで注意点。ボートに乗る際は、船着き場にライフジャケットがあるので必ず着用しましょう。
〇ボートを漕ぎだして、ポイントを探します
さあ、漕ぎだして釣りポイントを探します。事前に知っていたのが回遊する魚というくらいのものでほとんどはなにも知らず、とりあえず適当なところで開始します。スマホを片手に撮ったのであれですが、竿の持ち方からしてちょっと違う気がするなんて、思いながらのスタート。
ラブレイクに、わかさぎの釣り方のポイントが書かれたものがあったので思い出しながら、竿を操作していきます。
ちなみに白鳥さんの形をした足漕ぎボートともう一台は謎の形をした足漕ぎボートの計5台ほどありました。乗っている人を見かけましたが、なんだか楽しそうでした。
画像に見える湖の岸のあちこちでわかさぎ釣りをしている方が見えました。
12時頃から15:00頃までは全くつれませんでした。1月初旬で、暖冬とはいえ、やはり寒さは堪えました。ダウンジャケットにライフジャケットでも寒かったので、防寒対策はばっちりしていきましょう。(←常識ですね、、、)
〇やった!!!釣れたよ!?
15時過ぎに、トイレで一度、岸にあがりました。岸ではちらほらベテランらしき人たちが釣っています。しかも、釣れています。友人と一度、岸で試してみようと思って釣り竿を垂らしてみると、最初の一匹が釣れました!これはどうやらわかさぎではないようですが、釣れただけでちょっとホッとしました。(画像ぼやけてて、すみません。)
とりあえず、一匹釣れましたが、友人はまだ釣れていません。ほかの人のほうが釣っていますし、寒かったですが時間ギリギリまでボート釣りをすることに。
改めて、湖を見渡すと、ベテランらしきボートの皆さんは時間ごとに移動されています。
自分たちもそうしてみようと移動したら、友人が、一匹、二匹と立て続けに釣れたのです。良かった。
自分もわかさぎが釣りたいと思っていると、はじめて(来た!)という感触があり、リールを回すと、なんとわかさぎが2匹ついているではありませんか!?これにはテンションが上がっていました。実際、これがピークとなるわけですが、、、、
〇注目の結果発表
その後も時間ギリギリまで粘りましたが、結果は2人で5匹でした。可哀想なのでリリースしました。(もっとたくさん釣れれば食べたいのが本音ですが、、、)
通りかかった釣り人に声をかけられました。「市場に卸せるくらいは釣れたかな?」と言われ、「5匹です。」と答えると、「今日はあかん日かもしれんね。」とのこと。普段はボート釣りで100~200匹釣れることもあるんだとか。その方は「岸からでも50匹くらい釣れるよ」と言って、笑って去っていきました。結果としては全然釣れてないですが、思いのほか楽しかったので、また行こうと友人と湖をあとにしました。ちなみに、釣れたわかさぎは持ち帰れますが、ラブレイク営業時間内であれば有料で調理してくださるそうです。
ちなみに、半日ボートレンタルでのわかさぎ釣り料金の内訳を載せておきます。
ボートレンタル(半日)800円
釣り料金 800円×2
釣り竿レンタル 1000円×2
餌(赤虫) 300円
合計で、2名で4,900円(1名辺り2,450円で半日楽しむことができました。)
伊自良湖でのわかさぎ釣り反省点と注意点のおさらい
〇はじめて伊自良湖でワカサギ釣りをしての反省点
・予習は怠らない(釣りの仕方、時間帯等での釣りポイントの確認)
・手漕ぎボートは流されるのでおもりのアンカーをきちんと利用する
(途中までおもりは降ろさずに釣りしていたので、ボートが流されていた)
・心の余裕を持つ(かじかむ手で餌をつけるのに苦戦しました)
・時期にもよるかもしれませんが、防寒着はしっかり着用
・途中釣れなくても最後まで諦めない(諦めなくてよかった)
少しでも、わかさぎ釣り初心者のかたの役に立てれば幸いです。
〇伊自良湖での釣りの際の注意点
ブラックバスやブルーギルなどの外来種の魚の放流は禁止されています。法律で禁止されているので絶対ダメですよ!
各自でゴミも持ち帰り、マナーを守って使用しましょうね。
【恋人の聖地】としても知られる伊自良湖
伊自良湖は恋人の聖地としても知られています。周辺の見どころとして甘南美寺があるそうで、今回は行っていませんが気になる方は名前をクリックすると、甘南美寺のフェイスブックページに飛びます。
湖をバックに記念撮影できます。ベンチが斜めになって、寄り添えるようになっている演出がにくいですね。
【伊自良湖】の基本情報
名称:伊自良湖(人造湖)
住所:岐阜県山県市長滝
面積:周囲2.4km
水深:平均5.4m、最深部10.9m
事業主体:岐阜県
完成:1969年(昭和44年)
【伊自良湖】でわかさぎ釣りを楽しもう
岐阜市から車で30~40分ほどの山県市にある人口の湖。春には桜、夏には涼みに、秋は紅葉、冬はわかさぎ釣りを楽しみに多くのかたで賑わいます。わかさぎ釣りは基本釣り料金が必要です。また、湖のそばにある「ラブレイク」というお店で、営業時間内であればボートや釣り道具のレンタルをしていますので、手ぶらでも体験できますよ。釣り初心者のかたはきっちり予習して行かれることをおススメします。