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【岐阜市繊維問屋街】そもそも繊維問屋街ってなに?
※繊維問屋街の歴史については簡単なものですので、ご了承ください。
JR岐阜駅北側にある岐阜市繊維問屋街。その始まりは、昭和20年代と言われます。戦争で焼け野原となった岐阜駅周辺(旧国鉄岐阜駅前)に、北満州から引き揚げてきた人たちが、古着や軍服などの販売を始め、ハルピン街と呼ばれ、岐阜繊維問屋街の始まりとされています。
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古着などを主に売っていた問屋街では、昭和23年頃から愛知県一宮市などから布を仕入れて、衣服を作って販売を始めたことが岐阜のアパレル産業の始まりとされています。
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衣服を「作れば売れる」時代を迎えて、次第に栄えて行きました。需要が次第に変化していき、当時扱っていた紳士服だけでなく、夫人服や子供服など様々な衣類を全国各地で販売していきます。
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昭和を過ぎて、平成と時代が変わる中で、繊維問屋街は少し元気がなくなってしまいましたが、令和になった現在も一部の問屋さんは営業してみえます。また、年4回「せんい祭り」を開催して、一般の方向けにも格安で衣服の販売などもされています。
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岐阜繊維問屋街について気になる方はこちらが詳しく載っていました
岐阜アパレルの歴史(社団法人 岐阜ファッション産業連合会)
【PR】 【PR】【岐阜市繊維問屋街】に現れた壁画アート
そんな繊維問屋街が近年、新しいカフェができたり、イベントがあったりと少しずつ変化をしてきているようです。変化のひとつにアートがあるのですが、当記事ではそのアートの部分をご紹介したいと思います。
・2020年8月 繊維問屋街の一角に色鮮やかなウォールアートが出現!?
2020年8月某日、繊維問屋街の一角にカラフルな壁画が登場して、Twitterなどでも話題になりました。こちらの壁画を描いたのが、岐阜市各務原市出身のアーティストMadBlast HIRO(マッドブラストヒロ)さん。岐阜市の守富環境学総合研究所が依頼して描かれた作品のテーマは「環境」とのことで、植物や海の生き物や鳥などがHIROさんのオリジナルな表現で描かれています。
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ぎふのススメでは、壁画を描いたMadBlast HIROさんにインタビューしました。よろしければ、下記のリンクでチェックしてみてくださいね。
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・2021年2月末新たな壁画が描かれた!?
2021年2月末に、岐阜繊維問屋街に新たに壁画が描かれました。
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下記の画像、上でご紹介させていただいたMadBlast HIROさんが、以前描いた壁画のさらに上に追加で描かれました。オリジナルな世界観がさらに拡がっていますね。
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クジラや鶴、さらによく見ると龍も飛翔しているように見えます。
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【岐阜市繊維問屋街】岐阜のアーティストのコラボ壁画
さらに、MadBlast HIROさんと同じく岐阜県出身のアーティスト中島法晃さん、新井真允子さんの3人のコラボ壁画もあるんですよ!
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通路の両サイドに描かれた壁画。黄色を背景にしたこちらの壁画はそれぞれの個性をしっかり出して、面白い仕上がりになっています。
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こちらは、中島法晃さんが絵が描かれた部分。中島さんの現在の表現では「縄」がキーワードになっているとのことで、あちこちに縄のロープも描かれています。
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こちらは、MadBlast HIROさんが描いたコウノドリ。どこまでも高く遠くへ飛んでいきそうな迫力のある絵ですね。
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所々にいる猫の絵は、新井真允子さんの描いたもの。生き生きと描かれていますね。猫が何匹かいるんですが、探しながら楽しんで鑑賞してみてもいいかもしれません。
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こちらが反対側です。作家さんごとのそれぞれの個性が出ていながらも、不思議とバラバラではなく、見ていて飽きませんね。
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本当にさりげなく岐阜のエッセンスが含まれていたりします。
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こちらの青空の壁画を監修されたのが、前岐阜県美術館館長の古川秀昭先生とのことです。通りが一気に明るくなりましたね。
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メインで描かれた3人のアーティストのインタビュー記事は、守富環境工学総合研究所様のホームページに前・後編で載っています。御三方の制作について伺ったりと、興味深い内容ですよ。下記にリンクを貼っておきます。
壁画を描いたアーティストの情報をチェック
コラボレーション壁画を描かれた3名の各アーティストのホームページやSNSリンクもつけておくので、ぜひチェックしてみてくださいね。
MadBlast HIROさんのプロフィール
岐阜を拠点に壁画制作・ライブペイント・展示の活動を全国で行う。柳ケ瀬にも多数壁画制作を残すほか、G-SHOCKへのイラスト提供、アトリエ兼ギャラリー「inceptionbase”himitsukichi”」の立ち上げも行った。独自の模様を積み上げる表現を突き詰める。
※HPより引用
中島法晃さんのホームページはこちら
新井真允子さんのSNSはこちら