Contents
【美江寺】岐阜市にある天台宗のお寺
岐阜市美江寺町にある美江寺(通称:美江寺観音)。天台宗のお寺は、正式名称は「大白山觀昌院美江寺」といいます。今回、お花見も兼ねて参拝してきたのでご紹介したいと思います。
美江寺ってどんなお寺?
上記にもありますが、天台宗のお寺で、本尊は十一面観音です。創建は717年で、天正天皇勅願で名張市の夏目廃寺の十一面観音を美濃国に移したことが起源とされています。当初は、現在の岐阜県瑞穂市美江寺(当時は美濃国本巣郡十六条)にありました。現在地に移したのは、1549年(天文8年)に斎藤道三と言われる説(織田信長という説もある)があります。稲葉山城(現岐阜城)の南西に位置し、裏鬼門を守護すると言われています。寺号の由来は、川の氾濫が収まり、荒れ果てていた川床も見事な清流となったため、美しい長江の意味からとのことです。
美江寺にある文化財
奈良時代の作とされる乾漆十一面観音立像は重要文化財に指定されています。そのほかに、岐阜市指定文化財の木造十一面観音立像や木造菩薩坐像などがあります。
霊場巡りのお寺でもある
美江寺は様々な霊場巡りのお寺になっていて、美濃三十三観音霊場第十八番札所、岐阜観音霊場第三札所、東海白寿三十三観音第三十一番札所になっているそうです。
【PR】 【PR】
【美江寺】岐阜市の美江寺観音参拝してきました
2021年3月末の午前中にお参りしてきました。まず、入り口の立派な朱色の仁王門鐘楼を潜ります。
阿形(あぎょう)像と吽形像の迫力がすごいです。
訪れた時期がちょうど良く、桜が咲いていて手水舎からちらりと見えました。
美江寺の向かいには、岐阜市役所の新庁舎が見えます。
可愛らしいお地蔵さまも見えました。
こちらが本堂です。
本堂には御本尊である十一面観音立像が安置されています。
本堂周りには色々な神様が見えました。こちらは「なで大黒さん」というそうで、撫でると願い事が叶うとか。撫でる場所によってお願いすることが違います。
本堂前には仏教の菩薩様が並んで見えます。ご自身の干支の菩薩様を探してみてくださいね。
境内には様々な像があり、様々なご利益が得られそうですね。
【PR】 【PR】【美江寺】境内の花など植物もきれいでした
境内には桜をはじめ、ところどころでお花など植物を楽しむことができます。訪れた日は、花曇りでしたが、満開の桜を見ることができました。見頃は3月下旬から4月上旬というところでしょうか。
美江寺の境内からは、ぎふメディアコスモスや岐阜市役所の新庁舎が見えます。
境内の片隅には、ムスリかなどさまざまな春の花が咲いていました。
【美江寺】毎月18日は写経の日
毎月18日の14:00〜写経ができます。料金は1,000円。本堂の西側に写経会場の建物があります。
【美江寺】アクセス
岐阜駅方面からだと、県道151号線沿いを北へ走り、「裁判所前」交差点の角にあります。
▽公共交通機関
JR岐阜駅(10・11番乗り場)もしくは名鉄岐阜駅(5番乗り場)からK15・18・35(加納島線等)、市内ループ右回りバス乗車。「市民会館・裁判所前」下車 徒歩1分
【美江寺】基本情報
名称:美江寺
住所:岐阜市美江寺2−3
電話:058−262−6793
公開:9:00〜16:00
各種受付:10:00〜17:00
※受付時間等は変更されている可能性があります。問い合わせは直接お寺までお願いします。