阿弥陀ヶ滝:葛飾北斎も描いた岐阜県郡上市の名瀑
岐阜県郡上市に位置する阿弥陀ヶ滝は、落差60メートルを誇り、日本の滝100選に選ばれている名瀑です。その清らかな水は「岐阜県名水50選」にも選ばれており、約200年前には江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が訪れ、作品「諸国滝廻り」の中でこの滝を描いたと伝えられています。滝の近くには、元祖流しそうめん発祥の地とされる「阿弥陀ヶ滝荘」があります。
阿弥陀ヶ滝の名前の由来
戦国時代の天文年間、白山中宮長滝寺の道雅法師が長滝近くの洞窟で護摩修行をしていたところ、目の前に阿弥陀如来が現れたという伝説から、この名が付けられたとされています。
阿弥陀ヶ滝へのアクセス
車でお越しの場合、東海北陸自動車道「白鳥I.C」を降りて国道156号経由で約15分。岐阜駅からは車で約1時間20分ほどです。
実際に訪れてみた
午前11時頃に到着すると、約15台停められる駐車場はほぼ満車状態でした。周辺の道幅は非常に狭く、行き過ぎると切り返しできる場所がないため、運転には注意が必要です。



駐車場から滝へ向かう途中、右手に「郡上野菜とタイごはん」の文字が見えましたが、この日は営業していませんでした。また、熊出没注意の看板もあり、散策には注意が必要です。
養老6年、1200年以上前から信仰の場として人々が訪れてきたという歴史を感じさせる、神聖な空気が漂っていました。
阿弥陀ヶ滝への2つのルート
阿弥陀ヶ滝へは、以下の2つのルートがあります。
- ① 阿弥陀ヶ滝へ直進するコース
- ② 元祖流しそうめんのある「阿弥陀ヶ滝荘」を通るコース
今回は、②の阿弥陀ヶ滝荘を通るコースを選びました。



せっかくなので、元祖流しそうめんを体験しました。外の空気に触れながら食べるそうめんは格別でした。もちろん、食べずに滝へ向かうこともできます。
受付の左手にある階段が阿弥陀ヶ滝へ続く道です。足元が不安定で細く、手すりもないため、慎重に歩く必要があります。



沢には阿弥陀ヶ滝から流れる美しい水が流れ、自然豊かな景色はどこを切り取っても絵になります。空気はひんやりと澄んでいました。
阿弥陀ヶ滝に到着
阿弥陀ヶ滝荘から歩いて約5分で滝に到着します。落差60メートルの滝を目の当たりにすると、その迫力に圧倒されました。



滝壺に打ちつける水音が周囲に響き渡り、臨場感があります。滝に近づくほど地面が濡れて滑りやすくなっているので、足元には十分注意してください。実際に滑ってお尻を打ちました。



ここまで近づくと水しぶきがかなり飛んできます。暑い日はミストのようで気持ちよかったですが、寒い日はタオルや着替えがあると良いでしょう。
約300年前に葛飾北斎がこの地を訪れ、同じ滝を見て絵を描いたかと思うと、感慨深いものがあります。日本の滝100選に選ばれる阿弥陀ヶ滝は、東海の名瀑にふさわしい景色でした。
感想・おすすめポイント
- 東海の名瀑と呼ばれる落差60メートルの滝は、圧巻の大迫力
- 滝のそばには元祖流しそうめんを楽しめる「阿弥陀ヶ滝荘」がある
基本情報
- ジャンル:河川景観・観光地
- エリア:郡上市
- 住所:岐阜県郡上市白鳥町
- アクセス:白鳥ICから車で約15分
- 滝の規模:落差60メートル
- 駐車場:あり
まとめ
岐阜県郡上市にある日本の滝100選に選ばれた阿弥陀ヶ滝は、高さ60メートルから滝壺に落ちる光景が大迫力です。清らかな水と空気に癒され、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎も訪れた歴史を感じられます。近くには元祖流しそうめん発祥の「阿弥陀ヶ滝荘」も夏季に営業しています。
著者情報

岐阜在住の30代。ぎふのグルメや観光、暮らしの情報をお届けします。新しいお店や人気店など幅広くご紹介します。
関連記事



人気記事
















